少年院

公務員

法務教官の仕事内容とやりがい

- 法務教官罪を犯した少年少女の更生を支える、多岐にわたる役割法務教官は、少年院や少年鑑別所といった施設において、罪を犯してしまった少年少女たちが、再び罪を犯すことなく、社会の一員として自立していくことを支援する、大変重要な役割を担っています。彼らは、施設内で規則を守らせたり、問題行動を監視したりするだけの存在ではありません。少年少女一人ひとりの心に寄り添い、立ち直りへの道を共に歩む存在、それが法務教官なのです。法務教官の仕事は、大きく分けて「教育」「職業訓練」「社会生活指導」の3つの柱から成り立っています。学校に通うことができなかった少年少女には、読み書きや計算などの基礎的な学習をサポートしたり、高校卒業の資格取得を目指せるよう指導を行ったりします。また、社会に出たときに困らないよう、様々な職業訓練の機会を提供するのも、法務教官の大切な仕事です。職業訓練を通して、少年少女たちは、働くことの喜びや、社会の一員としての責任感を学びます。さらに、社会に出るための準備として、金銭管理や公共機関の利用方法など、基本的な社会生活を送るために必要な知識やスキルを、丁寧に指導していきます。法務教官の仕事は、決して楽なものではありません。時には、少年少女たちの非行に向き合い、厳しく指導しなければならない場面もあります。しかし、どんな時でも、少年少女たちの心に寄り添い、更生を信じ、根気強く関わり続けることが、法務教官には求められます。彼らの献身的な努力が、罪を犯した少年少女たちの未来を明るく照らし、ひいては社会全体の安全を守ることにもつながっているのです。